中学数学【塩濃度の問題を克服】
◆はじめに
今回は、塩濃度問題についてのお話です。濃度問題は、苦手と得意に別れる感じがします。
◆重要
前提として、%の意味、分数計算、一次方程式、連立方程式の理解が必要です。
「よくある問題形式が、塩濃度a%の水溶液100gと濃度b%の水溶液100gを混ぜれば何%の水溶液ができますか?」
この形が基本で、Xをどの値にするかということで問題パターンが色々あります。
以下のステップで考えることが本質です。
ステップ1
絵を書いてイメージしてください。手を動かしながら問題の情報を整理してみてください。
XやYを使うかどうか見えてきます。
ステップ2
式を立てるとき、塩の量が左右等しくなるように方程式を立てる。今回の問題だと、結果的に塩の量はどれくらい? これが一番重要。
ステップ3
連立方程式を建てる必要がある場合、
・塩の量
・水溶液の量
の2つを意識して、XとYの式を立てます。
◆最後に
一見ひらめきが必要に思えますが、ポイントを押さえれば難問もクリアしやすい、単元です。是非、チャレンジしてみてください。
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ミツバチさん
◆学歴
東京都立大学 工学部 卒
航空工業高等専門学校 電気電子 卒
賞:電気学会論文発表優秀"システムの最適化"
◆指導科目
高校受験
数学・英語・国語・理科
大学受験
数学・英語・物理
大学補講
物理・システム最適化
◆教育実績(~2021年)
学生指導 6年、生徒52名 ※ボランティア
筑駒、西武文理、立教池袋、浦和実業、浦和学院、浦和実業、黎明他
◆資格
高等学校教員免許、エネルギー管理士、ITIL
◆趣味
釣り、旅行、料理